NFT投資を始めるにあたって、用意しなければならないものがいくつかあるのですが、その一つにウォレットというものがあります。
ウォレット(Wallet)とは、日本語に直訳すると「財布」という意味で、その名の通り仮想通貨(暗号資産)用のお財布のことです。
NFTを購入するには、予めこのウォレットにイーサリアム(ETH)などの暗号資産を入金しておかなければなりません。
今回は、数あるウォレット(財布)の中でも代表的なMetaMask(メタマスク)の登録方法(作り方)を、画像付きでわかりやすく解説してまいります。
メタマスク(MetaMask)とは
メタマスクとは、NFT投資には欠かせないイーサリアム系ブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレットです。
少しややこしい単語が出てきましたが、ここでは「NFTを始めるための必需品」とだけ覚えて頂ければ問題ありません。
このメタマスクの良いところは、海外サービスにもかかわらず日本語に対応しており、またWEBブラウザ版だけでなくスマホアプリ版まで用意されている点です。
世界最大のNFTマーケットプレイスである「OpenSea(オープンシー)」とも簡単に接続(連携)することができ、更には「登録料」も「利用料」も無料となっておりますので、本記事をご覧になりながらウォレットを作成してみてください。
メタマスク登録(ウォレット作成)の流れ | |
❶ メタマスク(アプリ)のダウンロード | |
❷ 新規ウォレットを作成 | |
❸ パスワードを設定 | |
❹ シークレットリカバリーフレーズを保管(メモ) | |
❺ シークレットリカバリーフレーズを入力 |
メタマスクの登録方法(作り方)
ここでは「スマホアプリ版」での登録方法を解説しますが、WEBブラウザ版でも流れは同じです。
下記手順に沿ってお試しください。
❶ アプリストアで「MetaMask」を検索・ダウンロード
はじめに、アプリストアで「MetaMask」と検索し、アプリをダウンロードしてください。
キツネのアイコンが目印です。
パソコン(WEBブラウザ版)をご利用の方は、下記の公式サイトからメタマスクをインストールしてください。
メタマスク公式サイト
❷ 新規ウォレットの作成をタップ
アプリを起動したら「MetaMaskへようこそ」と表示されますので、開始ボタンを押し、新規ウォレットを作成に進んでください。
❸ パスワードを設定
「新規ウォレットを作成」をタップすると、「MetaMaskの改善にご協力ください」という画面が出てくるので、使用状況データの収集に問題なければ「I agree」を選択し、次の画面でパスワードを設定してください。
パスワードは「8文字以上」となります。
❹ シークレットリカバリーフレーズを保管(メモ)
「パスワードを作成」をタップすると、「ウォレットの安全を確保」という画面に移ります。
ここでは、これから表示されるシークレットリカバリーフレーズの重要性が説明されておりますので、しっかり確認した上で「開始」ボタンを押してください。
そして、次の画面で「シークレットリカバリーフレーズ」が表示されますので、12個の英単語を順番にメモして、無くさないよう大切に保管してください。
シークレットリカバリーフレーズ(Secret Recovery Phrase)とは、その名の通りアカウントを復元する時に使用する秘密キーのことです。
先ほど設定した「パスワード」はログイン用のもので、この「シークレットリカバリーフレーズ」は別のデバイスでメタマスクに接続するときに使用します。このシークレットリカバリーフレーズは再発行不可であり、また第三者に知られてしまうとメタマスクに入ってある仮想通貨を抜かれてしまう可能性がありますので、紙で厳重に保管してください。
❺ シークレットリカバリーフレーズを入力
最後に、先ほど確認した「シークレットリカバリーフレーズ」を、こちらの画面で順番に入力してください。
下の「選択肢」から単語を選択できます。
入力が終わりましたら、「続行」をタップすることでウォレットの作成は完了です。
メタマスクでは、「名前」や「生年月日」「年齢」「住所」「電話番号」「メールアドレス」といった個人情報は一切必要ありません。
「スマホ」と「ネット環境」さえあれば誰でも簡単に開設できますので、是非この機会にお試しください。