NFTにおける「List(リスト)」「Listed(リスト率)」とは

NFTアーティストのTwitterを見ていると、「リストしました」や「リスト率が下がった」という言葉をよく目にします。
「リスト」と聞くと、日本語では「一覧表」をイメージしがちですが、NFT界ではそうではありません。
今回は、NFTにおける「List(リスト)」そして「Listed(リスト率)」について、解説してまいります。

List(リスト)とは

NFTにおける「List(リスト)」とは、簡単にいうとNFTを出品する・販売開始するといった意味を持ちます。
そのため「リストしました」ということは、「販売開始しました」という意味になります。
よく「Mint(ミント)」という言葉と混合されがちですが、ミントは新たなNFTを発行すること、そしてリストが発行されたNFTを出品することです。
少しややこしいかもしれませんが「作ったアートにシリアル番号を入れて唯一無二の作品にするのがミント」「その作品に価格をつけて売りに出すのがリスト」と覚えると良いでしょう。
※ミントの詳しい説明は下記の記事をご覧ください。

Listed(リスト率)とは

「リスト」以外にも、NFTには「リスト率」という言葉があります。
このリスト率とは、全作品のうち何パーセントが売りに出されているかを表す指標で、「Listed(リステッド)」とも呼ばれています。
例えば、1,000個のNFTを発行し、完売したコレクションがあったとしましょう。
そのリスト率(Listed)が「10%」だった場合、1,000個中「100個」が二次流通で売りに出されている(出品中)ということになります。
言い換えれば、残りの900個は売りに出されていない(まだ売る気がない)ということ。
売りたい人より「買いたい人」の方が多くなればNFTの価値は上昇していくため、リスト率が低いコレクションの方が投資家にとっては「好材料」だと言えるでしょう。
以上、本記事ではNFTにおける「List(リスト)」「Listed(リスト率)」について解説致しました。

この記事のまとめ
 List(リスト)とは、NFTを出品(販売開始)すること
Listed(リスト率)とは、全作品のうち何%が売りに出されているかを表す指標のこと
リスト率が低ければ低いほど、今後フロアプライスが上昇していく可能性が高い

 

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