OpenSeaで「オークション」に参加したいけどやり方がわからない!
入札するには何が必要なの?
今回は、こんなお悩みを解決します。
オークション参加の流れ | |
❶ メタマスクにETH(イーサ)を用意する | |
❷ ETHをWETH(ダブリューイーサ)に変換する | |
❸ オークションを実施している作品に入札する | |
❹ 入札状況を確認する |
まず、オークションには主に2つの販売形式があります。
一つ目は「イングリッシュオークション」と呼ばれるもので、入札される度に価格が上がっていく一般的なオークション。
二つ目が「ダッチオークション」と呼ばれるもので、これは買い手が現れるまで価格が下がっていくオランダ形式のオークションです。
ここでは、日本人にも馴染み深く、またOpenSeaでも広く活用されている「イングリッシュオークション」形式で解説してまいります。
❶ メタマスクにETH(イーサ)を用意する
はじめに、オークションに参加するにはETH(イーサ)が必要です。
コインチェックなどの「仮想通貨取引所」で必要な分のETHを購入し、メタマスクに送金してください。
まだ口座開設をされていない方は、下記のボタンより無料でお申し込み頂けます。
※購入した仮想通貨を「メタマスク」に送金する方法は、下記の記事をご参考ください。
❷ ETHをWETH(ダブリューイーサ)に変換する
オークションに参加するには、ETH(イーサ)ではなくWETH(ダブリューイーサ)という仮想通貨が必要になります。
このWETHとは、簡単にいうと「処理速度が早く、そしてガス代を安くするために作られたETH」のこと。
WETHの詳しい説明については、下記の記事をご参考ください。
ここでは、ETHを「WETH」に変換する手順をご説明致します。
メタマスク内でも簡単に行なうことができますが、今回は「OpenSea」での手順をご紹介します。
まず、OpenSeaのページにて、左上の「三本線」をタップし「マイウォレット」を選択してください。
自身のウォレットに「ETH(イーサ)」が入っていると下記の画面が表示されますので、赤枠の「その他」を選択してください。
続いて「ラップ」という項目を選択します。
ラップとは、ETHを「Wrapped ETH(ラップド イーサ)」に変換することを言います。
そうすると下記の画面が表示されますので、ここで「変換したいETHの金額」を入力し、「Wrap ETH」をタップしてください。
あとは「ガス代」を確認し、問題が無ければ「確認ボタン」をタップすることで「WETH」への変換は完了です。
ETHからWETHへの変換は、通常のトランザクションより「処理が簡単」なため、比較的ガス代は安くなっておりますが、変換する度にガス代がかかってしまうため、出来るだけ最初から余裕を持って変換されることをおすすめします。
❸ オークションを実施している作品に入札する
WETHの用意ができましたら、入札の準備は完了です。
実際にオークションを実施している作品に入札してみましょう。
まずは該当作品のページにいき、「入札する」ボタンをタップします。
その後、この作品に本当に入札するかの「確認画面」が表示されますので、間違いが無ければチェックを入れます。
※この画面は、OpenSeaの公認クリエイターでない場合に表示されるようです。
そして、入札する金額を入力し「入札」「署名」をすることで操作は完了です。
❹ 入札状況を確認する
ご自身の入札が終わりましたら、あとは入札状況をこまめにチェックしましょう。
作品ページの下側に「Offer(オファー)」という項目がありますので、そこでこの作品の入札状況を確認できます。
該当作品を競り落とすことができなかった場合は、入札した「WETH」はそのまま自分のもとに残りますのでご安心ください。
※入札するのに「ガス代」は必要ありません。
注意点
注意点としまして、OpenSeaでは「1ETHを超える金額でオークションが終了」した場合は、最高値をつけた方に自動で落札されますが、「1ETH未満」で終了した場合は、出品者のAccept(承認)が必要です。
「この金額なら売らない」と出品者が非承認にすることもできるので、絶対に落としたい場合は「1ETH以上」で落札することをおすすめします。
以上、今回は「OpenSeaでNFTオークションに参加(入札)する方法」をご紹介致しました。
この記事のまとめ | |
❶ オークションに入札するにはWETH(ダブリューイーサ)が必要 | |
❷ ETHからWETHはOpenSea内で変換が可能(メタマスク内でも可) | |
❸ オークションの入札にはガス代がかからない | |
❹ 入札金額が1ETH未満の場合は「非承認」になる可能性もあり |